東海テレビ
30日、名古屋は今季初めての夏日となりました。外出の自粛や在宅勤務など、家にこもりがちな日が続いていますが、家の中だからこそ注意が必要なこともあるんです。
（リポート）
「朝の9時ですが、すでに夏のような日差しが照りつけています。日向にいるとジャケットの中が少し汗ばんでくるくらいです」
30日の東海地方は、上空が高気圧に覆われた影響で朝から気温がぐんぐんと上昇。各地の最高気温は、名古屋で26度、岐阜で26.4度など、5月下旬から6月上旬並みの陽気となりました。
（リポート）
「今、信号が赤なんですが、(信号待ちの)皆さんは強い日差しを避けて日陰で待っています」
男性：
「急に暑くなりましたね。前から(ジャケットを)脱いでいたんだけど、今日は半袖でもいいくらいな感じですね」
別の男性：
「マスクは息苦しいし蒸れるし…」
皆さんマスクを付けるなど、新型コロナウイルスへの対策はしているそうですが、実はもう一つ気を付けなければならないことが「熱中症」です。
消防庁などによると、去年5月に熱中症で救急搬送されたのは、全国でおよそ4500人にのぼります。さらに、どこで熱中症にかかったのかという、割合を見てみるとおよそ4割が『自宅』で発症していました。
新型コロナウイルスの影響で、外出の自粛やテレワークなど自宅にこもりがちとなり、さらにまだ体が熱さに慣れていないこの時期、熱中症に要注意なんです。
（リポート）
「(薬局にて)こちらにはウイルス対策のコーナーがありますが、すぐ近くには熱中症対策のコーナーもあります」
薬局の担当者：
「今年はいつもより2週間早く展開を始めています。例年猛暑ということもあり、今年も猛暑だろうというところで展開を早めています」
取材した薬局では、すでに熱中症対策で売れ筋の冷却スプレーのほか、頭や首を冷やすアイス枕に、塩分を摂るためのタブレットや経口補水液などを集めたコーナーを展開しています。
中でも、熱中症対策でお店がおススメするのが…。
薬局の担当者：
「今、外出できない時期だと思うので、自宅で使うとなると冷却シートなどの需要が高まるんじゃないかなと思います。冷却シートは持続性があるのと、わきの下や首であったりとか体のどこでも貼れるので、より効果的に体を冷やすことができるのがポイントかなと思います。高齢の方とか温度が上がっていることに気づかずに、知らず知らずに熱中症になる人が近年は増えてきているので、そういった方に使っていただけたらなと思います」
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April 30, 2020 at 04:10PM
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暑さに不慣れな5月は注意…外出自粛の中『自宅』でも熱中症の可能性 名古屋では今季初の夏日に（東海テレビ） - Yahoo!ニュース
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