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Thursday, June 25, 2020

フォルクスワーゲン・アルテオンにシューティングブレークが追加された! - GQ JAPAN

フロントまわりのデザインも変更

2017年に登場したフォルクスワーゲンのフラグシップ・サルーンの「アルテオン」が、一部改良を受けるとともに、新たにシューティングブレーク・モデルを追加した。

シューティングブレークの全長はファストバック・サルーンとほぼおなじというが、当然ながらBピラー以降のデザインが異なる。ルーフが延びて後席のヘッドクリアランスは11mm拡大され48mm になったという。ラゲッジルーム容量もセダンが通常時563リッターであるのにたいして565リッターと、わずかながら増大した。また、リアシートを格納すると、ファスバックの1557リッターより75リッター多い1632リッターの容量になる。とはいえ、シューティング・ブレークは収容能力を拡大することに主眼があるモデルではない。サルーンよりも上級志向のマーケットを狙ったグッド・ルッキングな、4ドア・プラス・テールゲートを持つライフスタイル・カーである。

フェイスリフトに合わせて登場したシューティングブレーク。

メーターが10.25インチの液晶タイプに変わった。

外装は、フロントグリルや前後灯火類、18〜20インチのアルミホイールのデザインが新しくなり、スポーツグレード「R」ラインが新登場した。

内装では、エアコンのスウィッチやステアリング・ホイールのデザインが変わり、全車に10.25インチの液晶モニターのメーターが装備された。30色から選べるアンビエント・ライトや700Wのharman / kardonのプレミアム・オーディオなどがオプションとして用意される。

後席のヘッドクリアランスは、サルーン比11mm拡大され48mm になった。

リアシートを格納するとラゲッジルームは1632リッターに拡大。

また、あらたにプラグ・イン・ハイブリッド・モデルが追加された。154psの1.4リッター直列4気筒ガソリンターボに83kWのモーターを組み合わせて、システム最高出力は215psを発揮する。満充電時の走行可能距離は34マイル。ちなみにシューティングブレーク・モデルでも選べる「R」には、316psの2.0リッター直列4気筒ガソリンターボ・エンジンが搭載される。

スポーツ・ヴァージョンの「R」 が設定された。

先進安全装備は、半自動運転システムの「Travel Assist」を新装備。高速道路などを走行時、0〜210km/hの範囲でアクセル、ブレーキ、ステアリングの操作を統合制御する。

新型アルテオンのシューティングブレークは、欧州では今秋販売開始予定。日本への導入時期は未定だ。

文・稲垣邦康(GQ)

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