2020/07/06 10:55 ウェザーニュース
レベル4の段階までに避難をすることが基本とはいえ、もし間に合わずにレベル5に相当する状況となってしまった場合、どのように行動するべきかを防災・減災の専門家に取材しました。
「警戒レベル3」は避難準備・高齢者等は避難、「警戒レベル4」は全員が避難すべき段階です。
最上級の「警戒レベル5」はすでに災害が発生している状況で、避難所などへの避難が難しいため「命を守るための最善の行動」が求められますが、具体的にはどうしたらよいのでしょうか。
ただし、すでに災害が起こっている、あるいはすぐに起こるかもしれないので、避難する場合は最大限、注意を払って対応する必要があります」と語るのは、東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センターの関谷直也准教授です。
ただ、避難の判断や命を守るための行動は、河川氾濫など洪水の場合と土砂災害の場合では異なります。
自宅が浸水してなければ、もしくは避難できる余裕があるなら警戒レベル4と同様に自宅から離れて避難してください。
しかし、避難する余裕がない、あるいはすでに浸水が発生しているなら、家の上階に行くなど少しでも高いところに避難します」(関谷准教授)
いわゆる垂直避難です。室内の水位が上がれば上階に逃げる、上階に水が来れば屋根に登って助けを待つのです。ただ、それ以上に浸水する場所ならそのような対応もできませんので、ハザードマップを確認し、自分の家がどのくらい浸水するかを確認しておくことが必要です。
土石流やがけ崩れなどの土砂災害は、発生してからでは避難出来ませんから、基本は、警戒レベル5を待っていてはいけません。ただし、区域全体の全ての場所で同時に土砂災害が発生するわけではないので、場所によります。自宅周囲で土砂災害が発生してなければ、もしくは避難できる余裕があるなら、レベル4と同じように避難します。
しかし、避難する余裕がなかったり、すでに周囲に土砂の流入や浸水が始まっているのなら、少しでも助かる可能性がある家の上階、山や崖の反対側に行くことです」(関谷准教授)
土砂災害は起きてからでは避難はできませんから、ハザードマップを確認し、早目に土砂災害の危険がない場所に移動することが必要です。
洪水害、土砂災害それぞれについてのリスクを把握し、なるべく早く危険の少ない場所に避難するようにしてください。
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July 06, 2020 at 08:55AM
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もし警戒レベル5に遭遇してしまったら…「命を守るための最善の行動」とは - ウェザーニュース
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