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Saturday, July 25, 2020

新宿駅東西自由通路の開通で、どんな未来が待っているのか(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース

 迷いやすい新宿駅。その中でも課題となっていたのは、東西の行き来が難しいことだった。これまで、東西の行き来はJRの入場券を買わないと不可能であり、行き来をしようと思うと、一旦東京メトロ丸ノ内線の新宿駅近くに行き、自由通路を通るしかなかった。そのため、かなりの時間をロスすることになっていた。 新しい通路はどんなところ? イメージ図を見る  しかし、7月19日の東西自由通路開通により、その問題点が解決された。  これまで、新宿駅は西口と東口が分断された構造になっていた。西口と東口それぞれの改札からJR東日本新宿駅に入り、中央西口はもっぱら小田急や京王との乗換改札に、中央東口から中央西口のルートは乗り換えのための通路といった役割も担っていた。ほかに、南口や新南口があり、新南口は「バスタ新宿」へ向かう利用者が主に使用していた。  JR東日本の新宿駅は、目的地によって出る改札が異なり、もし間違えるとどうしていいのか分かりにくい状況があった。南口と新南口程度はまだいい。向かい合わせだから。そのほかの出口を間違えると、移動するのに苦労していたのだ。  そうした状況が、新宿駅東西自由通路の完成によって解決された。この整備は2012年にスタート。新宿駅が稼働している合間にホーム下の土砂を掘り出し、新しい改札内通路をつくって、改札内の行き来を向上させた一大事業であった。普段通りに電車を動かし、利用客も多い中での作業は、大変だったことと思われる。  東西自由通路開通にあわせ、改札内での回遊性も高め、より便利で利用しやすい駅にするという意図もJR東日本にはあった。同時に、改札階からホーム階へのエレベーターを設置し、バリアフリー設備を充実させている。

実際に東西自由通路を歩いてみた

 先日、新宿駅を通る機会があったので、東西自由通路を歩いてみた。  まずは西口から東口へと向かった。小田急百貨店の地下にあるエリアは天井が高く、開放感にあふれている。西口改札の東西には自動券売機が並んでいたものの、これらの券売機は閉じられていた。  もともと改札があったエリアに行くと、急に天井が低くなる。しかし、通路の横幅だけは広く、多くの人が通っても大丈夫そうな感じだ。以前の改札内通路は約17メートルだったが、東西自由通路になって約25メートルに広がった。途中に柱などがあり、見通しこそ悪いものの、この柱は現在工事中となっていて、やがては改善されるはず。その際には、人の少ないときには気分がいいほど反対側まで見通せることになるのだろう。  新しい改札は、西改札・東改札と分かれ、それぞれから改札内に入って、乗車することができる。「みどりの窓口」や券売機なども設けられる予定だが、その日にあったのは普通の券売機だけで、しかもかつての東口の券売機に比べて台数が減っている。交通系ICカードの時代、「モバイルSuica」の時代となり、券売機は需要が減っているのだ。  もともと東口改札があったところを通ると、ルミネエスト新宿の地下となり、再び天井が高くなる。東口と西口の商業施設が行き来しやすいのも、東西自由通路のメリットだと改めて感じた。  用事をすませ、今度は東口から西口へと歩く。もともと東口改札があった場所に近づくと、「小田急線 京王線 東西自由通路をご利用下さい」の看板が下げられていた。同様の看板を持っている案内の人もいる。  これまでは中央東口から改札を通り、小田急や京王に乗っていた人に警告を出しているのだ。東西自由通路ができても、これまでとはそれほど距離が変わらないと思われる。  もともと多く券売機のあった東口改札脇を見ると、撤去され「指定席券売機」だけが残っていた。「みどりの窓口」も、まだ残っている。しかし、いずれ東改札と西改札の間のエリアへと移る。  通路は広いものの、やはり天井は低い。手を伸ばせば、届くような場所もある。ただ、多くの人が行き交い、東西の移動を行う人が多くいることが目に見えると、このプロジェクト自体の成功は約束されたかのように見える。  そして西口エリアへと通り抜けた。

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