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<高島> ワクチン接種の進め方、そして気になるインド型変異ウイルスへの対応について ワクチン接種が進むイギリスの医療現場で活躍されている 鈴木亨医師の話を伺います。 ●ワクチン接種の進め方について <板倉アナウンサー> ワクチン接種が進むイギリスは、去年12月から感染者が急激に増えていきまして、 ピーク時には1日当たり、6万8000人の感染者が確認されました。 その一方で12月からワクチンの接種が進んでいきますと、 ロックダウンの効果も相まって感染者がぐっと減って、 現在では、1日当たり2800人ほどとなっています。 <高島> 日本では高齢者の予約でそもそも予約が取りづらいうえ、 システム上トラブルも起こっています。 イギリスではこのワクチン接種の予約はどのように行われているんでしょうか? <鈴木医師> イギリスでは全国で統一されたシステムとなっている。 ワクチン接種の順番が回ってきたら連絡があり予約するシステムとなっているが、 ワクチンの供給は十分にあって、またワクチンの接種体制も整っています。 前倒しでワクチン接種は進んでますので国民も安心していて、大きな混乱はありません。 <高島> 日本のように一斉に予約がスタートという形ではないということですか? <鈴木医師> その通りです。 順番が回ってこないと連絡がなく、 その連絡は無いと予約できないシステムとなっているので、 それまで待って頂くことになっている。 ただすぐに順番が回ってくるぐらい、今は順調にワクチン接種は進んでいるので、 特に混乱はない状況です。 <高島> そして、このワクチンの種類なんですが、いろいろな種類ありますが、 イギリスではどの種類が打たれているんでしょうか? <鈴木医師> イギリスで承認されているのはアストラゼネカ、ファイザー、 そしてモデルナの3種類となりますが、アストラゼネカが最も打たれています。 <高島> アストラゼネカのワクチンは、打った後に血栓ができるといった話もありますが、 その辺はどう受け止められていますか? <鈴木医師> 血栓は、まれに見られます。ただワクチン受けない場合の感染リスクを考えると、 ワクチンを受けた方が良い、というのがイギリスの見解です。 <高島> イギリスでは成人の70%が1回目の接種を終えているということなんです。 接種をスムーズに進めるために具体的にはどのようなことが行われていますか? <鈴木医師> まず、接種のためのシステムを整備しました。 大規模のワクチン接種センターの設置や、一番は人材確保を行ったことではないか。 実際に高校生でもワクチン接種の打ち手として、トレーニングを受けているような状況です。 <高島> 接種を受ける方の反応はどういったものですか? <鈴木医師> ボランティアの方も多く打っていますので、 1人でも多くの方が助けている、ということで皆さん歓迎されています。 <高島> イギリスでは体制を臨機応変に作っている、という印象がありますが、どうしてですか? <鈴木医師> イギリスは、今回の新型コロナを有事対応に準じて臨んでいる状況です。 例えば去年の春の1回目の第1波の時には、国際会議場などを仮設病院として使う、 患者数が増えるのに備えたっていう状況でありました。 ワクチン接種についても同じ考え方で、数か月間の間に国民の全ての成人に ワクチンを打つということもあって大規模なシステムを急ピッチで進めたという経緯があります。 ●「変異ウイルスへの対応」 <高島> 2つ目のテーマは、変異ウイルスへの対応についてです。 東京都の感染者の割合を見てみますと、イギリス型に加えて 徐々にインド方も増えてきているのが分かります。 イギリスでもインド型の感染者というのは増えているようですが、いかがですか? <鈴木医師> 一部の地域ではインド型の変異ウイルスが増えている状況です。 6月21日にロックダウンの最終解除というのを予定していますが、 それに影響する可能性もあります。 <高島> 例えば街中とか、インド型の方が発見された場合、見つかった場合というのは どういう対応になっているんでしょうか? <鈴木医師> イギリスはそういう市中感染、アウトブレイクが起きた場合には 感染を抑え込むための対策を徹底します。 例えばその感染地域を1軒1軒回って住民の検査を行ったり、 ワクチン接種を進めるためにバスを使ったモバイルセンターなども回っているような状況で 徹底的に対策を立てています。 <高島> 子どもへの感染状況というのはどうでしょうか? <鈴木医師> 学校では、注意、監視しているような状況でありますが、 症状がない場合は週に2回、自宅で抗原検査キットで 自分でテスト、検査することになっていて、 それも全部国から提供されているような状況です。 <高島> インド型に関してはワクチンの効果というのはどうですか? <鈴木医師> 現在のワクチンは効くとイギリスは考えています。 感染が広がっている地域では入院された患者さんの大部分が ワクチンを受けていない人達だというのも判明していて、そういう報告があります。 そのためにも急ピッチで感染地域ではワクチン接種を前倒しで行っているような状況です。
からの記事と詳細 ( “接種率70%” イギリスに学ぶワクチン接種(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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