● 新人探偵も誤解 張り込みは「待っているだけ」ではない 「張り込みは、対象者が出てくるのを待っているだけだから簡単」だと思っている、探偵の新人がよくいます。 新人がそんな言葉を吐こうものなら、私は「探偵をなめるな!」と必ず一喝しています。経験していないことを自分の中のイメージだけで判断するのが、どんなに危険なことか、新人探偵に理解させるには、実際に経験させるしかありません。経験させるには、実際の張り込み現場で教える必要があります。たとえ調査の成功を左右する可能性があっても失敗を恐れず、トライアンドエラーを幾度も繰り返させます。 とはいえ、基本教育は施しますので、ここからは私が数多くの現場を経験してまとめた、張り込みのテクニックを、実際に新人探偵に教えるように解説していきます。 (1)張り込む方法や場所の選び方 張り込む場所は、調査によっても異なりますが、対象者の自宅、勤務先、立ち寄り先が主なところとなります。各現場の出入り口や周辺の環境・時間・天候や、対象者の想定移動手段によって変わってきます。ケース・バイ・ケースで最適な張り込み方法と場所を導き出していきます。 ・探偵の存在を悟られず張り込める場所 大前提として、張り込みをしていることが対象者に悟られない場所の選定が最優先になります。対象者から見えやすい位置で張り込んでいたら、このあと尾行をしていることも明らかになり、依頼者にも不利益が生じる可能性があります。 存在を悟られないために、対象者の移動手段も考慮しての位置取りが必要になります。 例えば対象者が自宅を出て、駅やバス停や自家用車などに向かうと想定される方向の延長線上で張り込んでいた場合、対象者の視界に入る可能性が高まるため、後追いできる張り込み場所を選定します。
からの記事と詳細 ( 探偵の「張り込み」とは?過酷な調査現場、警察に通報されることも(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3nIVI0Y
待っています
No comments:
Post a Comment