新型コロナウイルスのオミクロン株への警戒が強まる中、県内の自治体では初めて１１日から出水市で一般の高齢者を対象にした３回目のワクチン接種が始まりました。
出水市では２回目の接種から８か月が経過した６５歳以上の一般の高齢者、およそ５００人を対象に１１日から市内の８カ所の医療機関で３回目のワクチン接種が始まりました。
このうち出水市の出水総合医療センターでは、およそ７０人が接種を受けました。
使われたのはファイザー製のワクチンで、訪れた人たちは問診を受けたあと、慣れた様子で次々と接種を受けていました。
接種を受けた８０代の女性は、「オミクロン株が流行っていますので、注射までは外出を控えて今日の日を待っていました。年も年なので早めに打ちたいと思っていたので安心しました」と話していました。
政府は高齢者施設やデイサービスを利用していない６５歳以上の一般の高齢者について、２回目から３回目の接種期間を７か月に前倒しにできる方針を決定しています。
これを受けて出水市では来月から接種間隔を前倒しして、高齢者への接種を順次進めていくことにしています。
また県によりますと、市町村が行う接種では２回目まではファイザー製が使われましたが、供給量の制約から３回目ではモデルナ製も使われる見込みで、異なる種類のワクチンを接種する「交互接種」が県内でも行われる見通しです。
からの記事と詳細 ( 県内で初めて出水市で一般向け３回目接種開始｜NHK 鹿児島県のニュース - NHK NEWS WEB )
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