国公立大学の２次試験が２５日から始まり、県内でも受験生たちが新型コロナウイルスの感染対策をとりながら試験に臨みました。
国公立大学の２次試験は２５日から前期日程が始まり、県内では３つの大学を合わせておよそ２８００人が受験しました。
このうち青森市の青森公立大学では雪が降る中、マスク姿の受験生たちがバスなどで次々と訪れました。
会場では、発熱やせきなどの症状がないか確認がとられたあと、試験問題の冊子が配られ、受験生たちは開始時間まで静かに待っていました。
青森公立大学によりますと、前期日程には３つの学科に合わせて４５５人が出願し、平均倍率は去年より０.５ポイント低い３.５倍となっています。
また、２５日は弘前大学と県立保健大学でも試験が行われ、前期日程の志願倍率は弘前大学が３.３倍、県立保健大学が２.５倍となっています。
２５日は雪の影響で、青い森鉄道が青森駅と野辺地駅の間の上下線で始発から運転を見合わせていて、ＪＲも津軽線と大湊線が一部運休しましたが、各大学によりますと受験生の遅刻などはなく、試験は予定通り行われたということです。
弘前大学の医学部医学科と教育学部では２６日も試験が行われ、合格発表は弘前大学が来月６日、青森公立大学と県立保健大学が来月７日となっています。
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