列車の運休が続いたため新千歳空港では23日夜、大勢の利用客が足止めされました。25日から始まる国公立大学の入学試験の受験生などに大きな影響が及びました。
北海道を襲った暴風雪と大雪の影響で、JR北海道は23日、札幌と新千歳空港の間の列車を終日運休させ、臨時列車の運転を始めたのは24日午前3時すぎでした。
このため移動できなくなった大勢の利用客が空港に足止めされる事態になりました。
新千歳空港を運営する北海道エアポートなどによりますと、空港にとどまっていた人の数はもっとも多かった24日午前3時ごろの時点で4000人あまりに上り、このうちおよそ660人が空港のターミナルビルに宿泊したということです。
一夜明けた24日朝、空港では宿泊した人たちが支給された寝袋などの寝具を返したあと、運転が再開された列車に乗るため、駅に向かう姿がみられました。
仕事の出張で道内を訪れた20代の男性は「夜中まで臨時列車の発車を待っていましたが、発車時間が遅れるというアナウンスを聞いて、あきらめて空港に宿泊することにしました。時間が遅れるならもう少し早く周知してほしかった」と話していました。
東京から来た50代の男性は「とりあえず札幌に行けそうでほっとしています。これから列車かバスで札幌市内に向かうつもりです」と話していました。
また、空港のロビーで待っている間、参考書を開いて勉強する受験生もいました。
大学受験のために道内を訪れた静岡県の男子高校生は「本来ならきのう札幌に着いてゆっくり受験に臨むはずだったので、出鼻をくじかれて残念な気持ちが大きいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 新千歳に到着もJR運休で足止め 660人が空港で一夜明かす|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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