(セ・リーグ、阪神2-1巨人、11回戦、阪神6勝5敗、21日、甲子園)〝花金〟が戻ってきました。
「まいったな」
「そうか、金曜日でしたね」
「だけど、甲子園球場から帰るときに流しのタクシーを拾うなんて初めてやで。夜の人出が戻ってきたんやな」
ビヤ樽編集委員三木建次とトラ番キャップ長友孝輔の21日未明の会話です。
前日20日の巨人戦ナイターは延長十二回、試合時間5時間3分。トラ番たちが仕事を終えて甲子園球場を出ようとしたときには日付が変わっていました。電車はもう運行していない。タクシーに相乗りして帰宅しようとしたのですが、配車センターに電話すると「車が出払っていてお時間がかかります」という返答。ビヤ樽たちは球場前の国道に出て、流している「空車」のタクシーを待っていたのでした。
「しばらくして拾えたけど、家に着いたら午前1時やった。寝たのは午前2時半」
一夜明けて21日はデーゲーム。阪神の練習開始予定の午前10時前に球場入りしたビヤ樽はまだ目をこすっています。
「選手も大変だと思います。横浜、神宮と続いた遠征から移動日なしで戻ってきてのナイター明けデーゲームですから」
打者担当のトラ番原田遼太郎です。
「練習開始を30分遅らせています。疲労を考えてのことだと思います。でも、みんな元気ですよ。一部の選手は室内で打っていますけど、佐藤輝は外で打って、最後は高々と舞い上がった大きな柵越えで締めました。糸井さんも外でいい当たりを連発しています」
「虎ソナ」は反省しなければいけません。原田に試合前、こんな問いかけをしていました。
「打順が9番・投手に戻ったけど8番・捕手が長坂なのはなんで? 坂本を残していれば代打が出しやすいからか?」
原田は、プルプルと首を振りました。
「おととし、自分が名古屋に出張したとき(9月21日、中日戦)、長坂選手は途中出場して2020年シーズンの初打席で2ランを打ちました。実はその前年も、広島戦(6月1日)でシーズン初打席本塁打を打っているんです。それが19年の唯一の1軍の打席でした。つまり1年越しの2打席連発です。意外性があるし、広いバンテリンドームでも放り込める破壊力のある選手です」
意外性と破壊力を持つ男が、この日は小技と堅実さで魅せてくれました。1-0の二回に一塁線に鮮やかにセーフティースクイズを決め、守ってはウィルカーソン、湯浅、岩崎を好リード。2-1の逃げ切り勝ちに攻守で貢献しています。
4万2445人。超満員のファンが詰めかけていました。ねえ。勝たなきゃ。阪神の今季の観客動員は12球団ダントツです。1試合平均3万6486人は、2位の巨人のそれ(1試合平均3万0394人)を6000人以上も上回っています。
甲子園球場のスタンドはナイターもデーゲームも、平日も土日も関係ない。毎試合〝花金〟状態です。一番お客さんが入っているチームに、一番儲かっているチームに、「借金」なんて似合わない。22日も前売りは完売です。試合後、矢野監督も改めて感謝し、誓っていました。きょうも満員のファンを喜ばせましょう。
からの記事と詳細 ( 【虎のソナタ】観客動員No.1チームに「借金」似合わない 毎日が〝花金〟大入り虎党喜ばせなきゃ - iza(イザ!) )
https://ift.tt/neCb1Aq
待っています
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/6X3IHVMNTZMHBD2TND6XGJGIMA.jpg)
No comments:
Post a Comment