福岡県古賀市で生活協同組合の事務所に放火しようとしたとして、当時、従業員だった男が逮捕されました。
●記者リポート「男は自分が乗った車に火をつけ、そのまま事務所に突っ込んだということです」
放火未遂の疑いで逮捕されたのは、古賀市花見東に住む無職・石田孟司容疑者（２７）です。石田容疑者は去年２月、当時勤めていたエフコープの事務所に、火をつけた車で衝突し建物を燃やそうとした疑いが持たれています。
事件当時、事務所にいた従業員約２０人にけがはありませんでしたが、石田容疑者は全身をやけどする重傷を負って、病院に運ばれました。炎上する車をとらえた防犯カメラの映像などから、警察は石田容疑者が故意に建物に衝突したと判断し、容体の回復を待って逮捕に踏み切ったということです。
取り調べに対して、石田容疑者は容疑を一部否認しています。警察は、石田容疑者と勤務先との間で何らかのトラブルがあったとみて、いきさつを詳しく調べています。
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