アート、デザイン、エンターテインメントとアクアリウムを融合させた唯一無二の展覧会「アートアクアリウム美術館 GINZA」が、5月に銀座三越内にオープン! 大の金魚好きとしても知られる俳優・三宅亮輔さんが体験&深すぎる金魚愛を語ってくれました。姉妹サイト『たびのび』(リンクは記事の最後)では動画でレポートしているので、ぜひチェックしてみて。
ほとんど新作!今年のテーマは「百華繚乱〜進化するアート〜」
時代ごとに場所を変え、国内・海外で40回ほど開催、延べ合計1080万人以上を動員してきた大人気の「アートアクアリウム」。15年目を迎える今年は銀座三越内にお目見えしました。「フラワーリウム」など7作の新作を含む計8作品を展示し、そのなかで約70種類の金魚を鑑賞できます。「百華繚乱〜進化するアート〜」をテーマに掲げ、これまで以上に華やかな幻想世界が待っています。
「ずっと行ってみたかったけど、なかなかタイミングが合わなくて……今日ようやく遊びに来ることができました!」と、入場前から興奮を隠しきれない三宅亮輔さん。自宅では7種類、約20匹の金魚を飼育するほどに金魚好きなのです!
目玉は假屋崎省吾さんらアーティストとのコラボ作品
アートアクアリウム史上初の試みとして誕生したのが、さまざまな分野で活躍するアーティストたちと順次コラボしていく新作アート。第一弾として、華道家・假屋崎省吾さんが手掛けた「フラワーリウム」が、会場内でひときわ華やかな存在感を放っていました。
花瓶に見立てた小さな水槽を、ダイナミックかつ緻密な造形美に組み込んだ「フラワーリウム」。假屋崎さんの感性が、優雅な金魚と美しく調和しています。
ーー三宅さんが金魚好きになったきっかけは何でしょう?
三宅さん「元々釣りが大好きで、ある時、金魚釣りをしてみたところ一気にハマりました。いろんな金魚が釣れたんですけど最初は全然種類が分からなくて。その日のうちに図鑑を2冊買いました。それから2冊の図鑑は僕の愛読書ですね(笑)」
ーー特に好きな金魚はいますか?
三宅さん「自宅では7種類ほどの金魚を飼っていて、水泡眼(すいほうがん)、琉金(りゅうきん)、江戸錦などなど。なかでも新潟県長岡市の特産・タマサバという金魚が一番好きです」
偶然「フラワーリウム」の花瓶水槽の中に、大好きな「タマサバ」を発見してご機嫌な三宅さん。いきなりカメラの前で金魚解説を始めて取材スタッフを驚かせるほど、“金魚愛”が爆発していました。
三宅さんオススメの鑑賞法「上見」を楽しむ
古来より品種改良によってその種類を増やしてきた金魚。四角い水槽が24台並べられた作品「新金魚品評」は鏡の壁に挟まれており、金魚の無限の可能性が永続的に表現されています。
三宅さん「こうした浅い水槽では、上から金魚を鑑賞する『上見(うわみ)』を楽しむのがオススメです。例えばランチュウや水疱眼などの背びれがない金魚は、上から観賞するとより美しさを堪能できるんですよ」
三宅さんが考える「金魚の魅力」とは?
光の演出も美しい「金魚蒐集」や、水の流れにあわせて金魚がゆらめく「金魚の滝」など、さまざまな作品の前で足を止めては、金魚ワールドに浸る三宅さん。
ーーズバリ、金魚の魅力とは?
三宅さん「やっぱり癒やし効果ですね。仕事で疲れて帰宅して、水槽をゆらゆらと泳ぐ金魚を観るだけで疲れが吹っ飛ぶというか、優しい気持ちで一日を終えられます。金魚のいない部屋に帰宅するのとは全然気持ちが違いますね。いろんな種類の金魚を収集して観察し、知識を増やすのも楽しいです」
三宅さん「もちろん生き物ですから、そこには命を預かる大きな責任が伴います。定期的に水槽の水を変えたりと飼育は大変な一面もあるけれど、金魚のためなら労力は惜しみません!」
「金魚の竹林」や「オリガミリウム」に日本の伝統美が光る
1作を除けばすべて新作となる今回のアートアクアリウム。その中にはプクプクとたちのぼる光の泡も美しい「金魚の竹林」や、折り紙を模した「オリガミリウム」など日本古来からの文化や風景をモチーフにした作品が多いのが特徴です。
ーー念願の「アートアクアリウム美術館 GINZA」、訪れてみていかがでした?
三宅さん「今日は来るのが本当に楽しみでした。アートとして作り込まれた金魚は、自分の家で見る金魚とはまた違う美しさがありました。餌やりはどうしてるのかな?なんてところに目が行っちゃうのは、“金魚大好き俳優”のサガかもしれません(笑)」
金子さんも気になる金魚への餌やりは営業時間外に行っているそう!
展示ゾーンを抜けると出口付近にはお土産エリアが。「土佐金ぬいぐるみ」など、ここでしか手に入らない金魚グッズもズラリと並んでいます。
三宅さん「金魚を魅せる空間作りも勉強になりました。黒い壁だからこそ、赤い金魚や白い装飾が映える、みたいな。ファッションにも共通する色使いの巧みさを感じて、とても興味深かったです。今後の僕の金魚飼育にも活かしていきたいですね!」
■「アートアクアリウム美術館 GINZA」
住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越新館8F
営業時間:10〜19時(最終入場時間18時)
定休日:銀座三越の休館日に準ずる
入場料:WEB事前購入 2300円 当日券売機購入 2400円
入場方法:新館9階テラスからの入場
Text/Photo:Riyua Joe(mogShore)
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