「最高の思い出に」ＪＡＬ最新鋭機エアバスＡ３５０ 鹿児島に初飛来 富士山遊覧フライトも[06/14 19:04]
ＪＡＬ＝日本航空が次の主力機＝“フラッグシップ”として導入を進める最新鋭のエアバスＡ３５０が、１２日、鹿児島空港に初めて飛来しました。
（レポーター）「今到着しました。近くで見ると、とても大きくて存在感があります」
Ａ３５０は、日本航空が２０１９年から導入を進める最新鋭機で、全長およそ６７メートル、最大３９１席あり、ファーストクラス席も備えます。
現在は、羽田～伊丹、新千歳、福岡、那覇、伊丹～那覇の５つの路線でしか使われていませんが、、鹿児島空港の開港５０年を記念して、日本航空と阪急交通社が企画した富士山遊覧フライトのため、今回、初めて鹿児島空港に飛来しました。そして見学会も開かれ、子どもたちが興味深そうに機体を見ていました。
（見学会参加の女の子）「すごく大きくて、楽しくて、興奮しちゃいます！」
（和田尚機長）「周遊飛行のために特別なルート、特別な高度、いろんなことを特別に用意しています」
そして、いよいよ富士山遊覧フライトです。鹿児島だけでなく、東京や大阪などからも３００人以上が参加しました。電光掲示板に表示された便名は…「ＪＬ３１５３」＝さいごうさん！国際線ターミナルから特別な空の旅へ出発です。
今回は客室乗務員など、スタッフ全員が鹿児島ゆかりのメンバー。機内では、季節の食材を使った彩り豊かな特製弁当の提供や、アナウンス体験なども行われ、参加者も貴重な体験を楽しんでいました。
（参加者）
「親子：楽しい。みんなわくわくしていて、朝も早くから起きていました」
「夫婦：きょうはもう最高の思い出になる」
（機内アナウンス）「富士山の南側の稜線がご覧になれます」
（レポーター）「富士山の近くまで来ました。みなさん、その姿を見えるのを待っています」
しかし・・・お目当ての富士山は周辺に雲がかかったため、その姿はほとんど見えませんでした。
（参加者）「夫婦：この写真のように見たかったけど、雲しか見えなかった…また来ます」
エアバスＡ３５０の次の鹿児島への飛来は、今のところは決まっていないということで、参加者にとっては特別な空の旅となりました。
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