4日夜、神戸市の六甲ライナーの車両が故障し、5日朝になっても撤去できないことから、下り線を使い折り返し運転を行っています。
神戸市東灘区の六甲アイランドとJR神戸線の住吉駅を結ぶ「六甲ライナー」で4日午後11時ごろ、六甲大橋の上を走行していた車両で通常と異なる音がしたため停車したところ、4両編成の列車の2両目が傾いていることが確認されました。
神戸新交通によりますと、列車には自動運転に必要な「案内横梁装置」という金属の棒が8本ついていますが、2両目についていた1本が折れ曲がっていたということです。
この列車は、始発のマリンパーク駅で不具合が見つかり、途中のアイランドセンター駅で運転士が乗り込み、手動で運転が行われていました。
列車には乗客およそ20人が乗っていましたが、けがはなく、近くの駅まで歩いて移動したということです。
故障した車両は上り線から撤去できない状態で、六甲ライナーは、5日朝から下り線を使い住吉駅とアイランドセンター駅の間で折り返し運転を行っています。
復旧のメドは立っておらず、神戸新交通は、故障した車両を移動させて原因を調べることにしています。
【住吉駅の利用客は】。
「六甲ライナー」の始発駅、神戸市東灘区の住吉駅では、5日午前10時ごろ、係員が「ただいま列車故障の影響で30分間隔で運転しています。こちらにお並びください」と利用客を誘導していました。
神戸市の30代の男性は、「会社に向かっていますが、1時間ほど待っています。困りますけど、しかたないなと諦めています」と話していました。
兵庫県たつの市の20代の学生は、「遅延の情報は駅に着いてから知りました。いつもは時間に余裕を持って通学していますが、きょうは遅刻してしまいます。最寄り駅までは運転していないので、そこから歩くしかないです。予想外ですし、困ります」と話していました。
また、神戸市の50代の女性は、「友達から連絡があり、列車が止まっていることを知りました。タクシーに乗ろうと思いましたがつかまらないため待つことにし、職場には遅れると連絡しました。きのうの故障なので、利用客にしっかり周知してほしいです」と話していました。
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