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Monday, July 18, 2022

村に響く“雄叫び”と子供の泣き声~実は青竹で厄を払う「いい鬼」だった 福岡 | RKBオンライン - rkb.jp

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福岡県八女市星野村の祇園祭には、鬼が青竹を振り回して村中を駆け回るユニークな伝統行事があり「こっぱげ面」と呼ばれています。無病息災を祈願する行事で、今年3年ぶりに実施されました。

普段は静かな八女市星野村。でも、この日だけは違います。こっぱげ面と呼ばれる鬼が獅子を従え、青竹を振り回しながら村中を走り回ります。奇祭として知られますが、無病息災や悪霊退散を願って古くから続く祇園祭のれっきとした神事です。

新型コロナの影響で中止が続いていましたが、今年は規模を縮小して3年ぶりに復活しました。

星野村三坂祇園祭伝承師・二田房一さん「そもそも三坂の祇園祭が無病息災、災難消滅を祈る祭りなので、みなさん待ちに待っている祭りなのでみんなで盛り上げていきたい」


鬼に扮するのは地元出身の若者たち。半数以上が普段は地元を離れているそうですがこの日のために帰省します。見た目は恐ろしい鬼ですが、実は青竹で悪霊や厄を払い獅子は体の悪いところを噛んで良くしてくれると言い伝えられているそうです。

住民「おかげさまでありがとうございました」
住民「噛んでもらいます。頭が良くなるように。ボケ防止。嬉しいです。毎年あるといい」

村の人たちは、こっぱげ面を料理や酒でもてなし、みんなが集まって交流する機会にもなっています。しかし、子供たちにとっては“鬼の形相”が迫って来るのは心底怖い体験です。

Q鬼さん来ないようにどうしようか
子供「弟に優しくする」

こっぱげ面は子供たちの教育にも一役かっているそうです。

星野村三坂祇園祭伝承師・二田房一さん「星野村全部が活気づいていたので嬉しかった。人口は減っていますがこの祭りがあるから人が集まってくる。だからこの祭りは続けていかないといけない」


鬼の雄叫びと子供の泣き声が響きわたった星野村。村を離れた人たちも3年ぶりの祭りに集って賑やかな一日になりました。

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