メェ〜メェ〜(命名)して!!−。農業の担い手不足を障害者が支える農業・福祉連携のユニークな取り組みで注目されている栃木県足利市のNPO法人「あがた農楽園」が子ヤギ二匹を譲り受け、九月から飼育することになった。日々の活動のPR役として期待しており、親しまれる名前を募集している。(梅村武史)
ヤギは生後二カ月。双子のメスで、体長はともに五〇センチ前後。同法人の活動に理解がある酪農家から譲られた。活動拠点の県(あがた)地区にあるあがた駅南産業団地公園にヤギ小屋を設けて飼育する。雑草を食べるなど農作業に一役買うとともに、農楽園のPRにも活躍する。
命名希望者は、同NPO法人ホームページの問い合わせ・申し込みフォームから応募する。九月四日締め切り。応募があった名前の中から関係者が協議し、採用名を決める方針。同NPOの石川隆道理事長(69)は「多くの人に愛され、親しまれる名前をお願いします」と話している。
同NPOは、県地区の農業従事者を中心に二〇二〇年末に発足。十〜七十代の知的障害者が所属する市内の社会福祉法人「渡良瀬会」とパートナーシップを結び、ジャガイモ、スナップエンドウづくりなどを通じて遊休農地の再生を進めている。
九月五日午後一時半から、あがた駅南産業団地公園で二匹のお披露目会を予定しており、同時に名前も発表する。採用者にはジャガイモなど収穫物のプレゼントがある。
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