終戦直後に朝鮮半島に帰る人たちを乗せた旧日本海軍の輸送船「浮島丸」が京都府北部の舞鶴湾で沈没してから、24日で77年となり犠牲者を追悼する式典が開かれました。
「浮島丸」は終戦直後の昭和20年8月24日、京都府の舞鶴湾で爆発して沈没し日本から祖国に帰る途中だった朝鮮半島出身の労働者など540人以上が犠牲になったとされています。
沈没からちょうど77年の24日、舞鶴市にある慰霊碑の前で追悼式典が開かれ、はじめに参列した130人が黙とうをささげました。
続いて犠牲者を追悼する活動を続けている団体の品田茂会長が、「亡くなられた人たち、故郷で帰りを待っていた家族にとって、その悲しさと無念さはことばでは言い尽くせるものではありません。多くの人々が犠牲になる戦争を永久に放棄することが求められており、平和への願いを新たにしたいと思います」とあいさつしました。
このあと参列者たちは舞鶴湾に向かって花を投げ入れ、祈りを捧げていました。
参列した70代の女性は、「二度と戦争を起こしてはいけないという思いで参列しました。世界ではいまも戦争が起きていますが、浮島丸の惨劇を忘れてはいけないと思います」と話していました。
からの記事と詳細 ( 「浮島丸」沈没から77年 京都 舞鶴市で追悼の式典|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
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