台風11号の接近に伴い、31日は大東島地方や沖縄本島地方の各地の自治体が避難所を開設しましたが、那覇市内の避難所の中には避難してきた人が1人もいなかったところもありました。
担当者は「新型コロナの感染対策も取っているので、土砂災害の危険などがあればただちに避難してほしい」と呼びかけています。
那覇市は避難所9か所を31日午後3時に開設し、暴風警報が解除されてからおよそ2時間後の午後9時までにすべて閉鎖しました。
那覇市の人口はことし7月時点で、およそ32万人に上りますが、避難者がいちばん多かった31日午後7時の時点で、9か所の避難所にいたのは、18世帯の合わせて19人だったということです。
避難所の1つ、「なは市民協働プラザ」では最大180人の収容を見込んで準備していましたが、31日は避難してきた人が1人もいませんでした。
この避難所では、新型コロナの感染対策のため、▽体調に問題がない人と、▽体調がすぐれなかったり自宅療養中だったりする人との避難スペースを1階と2階に分けています。
市の職員が24時間交代で滞在し、体調がすぐれない人が急に悪化する場合に備えて、夜間も数時間おきに声をかけることにしているということです。
那覇市の防災危機管理課の屋良剛課長は「準備を万全にして避難してくる方を待っています。安全な所にいる方まで避難する必要はないが、土砂災害の危険や洪水の危険などがある場所にいる場合は、ただちに避難してほしい」と呼びかけていました。
からの記事と詳細 ( 台風接近で各自治体 避難所開設 利用者がゼロの所も|NHK 沖縄県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/k8izgMc
待っています
No comments:
Post a Comment