紅葉が見ごろを迎えた皇居の「乾通り」が3年ぶりに一般公開され、多くの人でにぎわっています。
「乾通り」は、皇居の中を通り抜けるおよそ600メートルの並木道で、8種類のおよそ70本のモミジが紅葉の見ごろを迎えています。
3年ぶりとなった秋の一般公開は、26日から始まり、朝から雨が降るあいにくの天気でしたが、午前9時に皇居の坂下門が開門すると待っていた人たちが次々と皇居に入っていきました。
ことしは、人が滞留することを避けるため皇居の東御苑を通るルートは用意されず、坂下門から乾門までを直進するルートのみとなっています。
訪れた人たちは「乾通り」をゆっくりと散策しながら鮮やかに色づいたモミジを写真に収めるなどして楽しんでいました。
幼なじみと3人で初めて訪れたという50代の女性は、「紅葉もきれいでしたが、珍しい桜が咲いていて、天気がよければより映えると思いました。機会があればもう1度来たいです」と話していました。
また、別の50代の女性は、「秋をすごく感じました。きれいに手入れされていて、天皇皇后陛下も散策されているのかなと思いました」と話していました。
「乾通り」の一般公開の入場時間は午前9時から午後3時までで、来月4日まで行われています。
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