企業などで使われずに余っているカレンダーを販売して売り上げを寄付しようというイベントが、東広島市の家電量販店で行われています。
この取り組みは、環境問題を考える市民団体が２６年前から毎年行っていて、ことしは全国およそ４００の企業や個人から寄付されたカレンダーや手帳、およそ４万部を販売しています。
会場のエディオン東広島本店では、午前１０時の開店と同時に待っていた人たちが続々と入店し、お目当てのカレンダーを購入していました。
世界遺産の写真や、ことしのえとのうさぎがあしらわれたカレンダーなどが、１部２００円で販売され、売り上げは、病気や災害などで親を亡くした子どもたちを支援する「あしなが育英会」などに全額寄付されるということです。
三原市から訪れて２０部以上カレンダーを購入した女性は、「寄付だけだとしにくいですが、このようなイベントは大賛成です」と話していました。
広島ケナフの会の住田徳也代表は「これまでで１８００万円を超える寄付ができています。送ってくれる企業も、買ってくれる人もお世話する私たちもみんな喜びがある、素晴らしいイベントだと自負しています」と話していました。
このチャリティーイベントは１３日まで開かれています。
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