(2021年11月29日掲載の記事を再掲載、一部、内容を変更しています)
姫路セントラルパーク(姫セン)に今年7月30日、ホワイトライオンの雄の赤ちゃんが誕生しました。
父親はロイ(13歳)、母親はライム(7歳)。ライムは初産のため万全の状態で出産に臨みましたが、残念ながら1匹目は死産でした。その後、陣痛はなくなったのですが、おなかにまだ子どもがいる可能性があったので、陣痛を促す注射を打ちました。それでも出産の兆候はなく、麻酔をかけエコー検査をして初めて子どもが残っていることが分かり、急きょ帝王切開で取り出しました。
ただ、心臓はかすかに動いていましたが、今にも止まりそうな状態。獣医師の懸命な処置により2時間後、ようやく産声を上げてくれました。その後はミルクもすぐにのみ、毎日体重も増え日を重ねるごとに大きくなり、とてもうれしく思っています。
11月7日には多くの方々が応募してくれた中から、ルイという名前に決めました。「名高き戦士」という意味が込められており、その名に似合う格好いいライオンになることを心待ちにしています。生まれた時の体重1.3キロ・グラムから現在では16キロ・グラムを超え、毎日1.5キロ・グラムのお肉を食べる食べ盛りの男の子です。
群れ入りさせるため、29日で一般公開はいったん終了しますが、元気でやんちゃなルイの姿をお見せできるように世話していきます。待っていてください。(飼育員 最所俊樹)
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人工哺育で育ってきた姫センのアイドル・ルイ君の成長を月1回程度紹介します。
からの記事と詳細 ( ホワイトライオン・ルイ君 大きくなるの待っててね - 読売新聞オンライン )
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待っています
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