奈良県内の公立高校では、１０日、一般選抜が行われ、受験生たちが試験に臨みました。
県内の公立高校では、１０日、一般選抜が全日制１７校、定時制３校で行われました。
このうち、４００人余りが出願した奈良市の県立奈良高校では、かばんに合格祈願のお守りをつけた受験生たちが、保護者や塾の関係者の見送りを受けながら試験会場に向かいました。
会場の教室に到着した受験生たちは、参考書などを開いて試験に備え、問題用紙が配布されると試験開始まで静かに待っていました。
県教育委員会によりますと、ことしの公立高校の一般選抜では、全日制の定員合わせて４４３２人に対して５０６２人が出願し、平均倍率は１.１４倍となっています。
県立奈良高校の前田景子校長は、「これまでがんばってきた力を十分発揮してもらいたい。高校では、勉強だけでなく、部活や学校行事などで活躍してくれることを期待しています」と話していました。
公立高校の一般選抜の合格発表は、今月（３月）１５日と１６日で、県教育委員会や出願した高校のホームページ上で行われます。
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