4月に就任したJR東海の丹羽俊介新社長が県庁を訪れて川勝知事と初めて面会し、県が着工を認めていないリニア中央新幹線について意見交換しました。
リニア中央新幹線についてJR東海は2027年の開業を目指していますが、静岡県は南アルプスの生態系に影響があるなどとして県内での着工を認めていません。
また、トンネル工事のためにJR東海が2月から始めた山梨県側から静岡県境付近までのボーリング調査も川勝知事が中止や説明を求めています。
こうした中、4月1日に就任したJR東海の丹羽新社長が前社長の金子慎新会長とともに12日に県庁を訪れ、川勝知事と初めて面会しました。
知事室に入った丹羽社長は待っていた川勝知事に「丹羽でございます。よろしくお願いいたします」と声をかけ、川勝知事は「ようこそいらっしゃいました」と応じて頭を下げていました。
面会は非公開で約30分行われ、丹羽社長が就任のあいさつをしたあとはリニア中央新幹線について意見交換したということです。
丹羽社長は「地域の方々の懸念を解消するために丁寧に誠心誠意、双方向のコミュニケーションをとりながら説明を尽くしていきたい、その上で、静岡工区の早期着工に理解と協力をお願いしたいと申し上げました」と話していました。
川勝知事は「科学的工学的な議論が大切だということで共通理解した。丹羽社長は静岡への愛着もあり、非常にいい感じで会話が進んだ」と話していました。
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