京都府福知山市では、美しい翅（はね）で知られるオオムラサキの羽化が始まっています。
さなぎから、鮮やかな青紫色の翅が姿を見せました。蝶としては大型のオオムラサキ。日本の広い地域で生息し、１９５７年には、日本昆虫学会によって「国蝶」に選ばれました。しかし、雑木林の伐採などにより個体数が減少。国の準絶滅危惧種に指定されています。福知山市の蝶愛好家・大地洋次郎さん（８２）は、長年、オオムラサキの人工飼育に取り組んでいて、今年も６月上旬から羽化が始まりました。
（蝶愛好家 大地洋次郎さん）
「非常に美しい蝶です。見学に来てください。待っています」
７月中旬までに約５０匹を羽化させる予定だということです。
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待っています
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