米子空港とソウルを結ぶ定期便の運航が、今年10月から4年ぶりに再開することが決まったのを受け、地元観光地では早くも期待が高まっています。
鳥取県の平井知事は、3日、韓国を訪問、「エアソウル」のチョ・ジンマン社長と面談し、この中で、チョ社長が米子ーソウル間の定期便について、10月25日から運航を再開する考えを明らかにしました。
195人乗りの機材を使用し、週3往復、運航するということです。
米子とソウルを結ぶ定期便は週6往復運航していましたが、日韓関係悪化の影響で2019年10月に運航を休止。
その後、新型コロナの感染拡大も重なり、運休が続いていました。
4年ぶりの運航再開決定に鳥取県の観光地では…
村上遥アナウンサー:
「こちら境港の水木しげるロードでは、米子ソウル便の復活を受け、喜びの声が上がっています」
鬼太郎の里わたなべ・原田幸代さん:
「コロナで全く外国人が来なくなったのが、徐々に日本人のお客さんも来てくれて、その上に海外の方も来てくれるのはありがたい」
境港観光協会によると、水木しげるロードの入込客数は、コロナ禍前の2019年に約300万人でしたが、2021年には約74万人まで落ち込んでいました。
境港でのクルーズ船の受け入れ再開で回復傾向にありますが、米子ソウル便の復活でさらなる観光客の受け入れに期待がかかります。
バラエティ雑貨&コーヒー ハセガワ・長谷川典史さん:
「船で来る外国人観光客は増えている。韓国からの観光客が来られるということで、水木しげるロードがにぎわいを取り戻してくれたらうれしい」
復活を待っていたのはこちらも…
青山剛昌ふるさと館・河崎積館長:
「コロナ前には韓国から多くのお客さんが来ていた。空路が再開されるということは楽しみだし、期待している」
北栄町の青山剛昌ふるさと館。
2019年度、2500人以上いた韓国からの来館者は2020年度には13人に。2022年度は若干回復しましたが、それでもコロナ禍前の20%程度です。
青山剛昌ふるさと館・河崎積館長:
「韓国だけでなく航空路線がありますので、早く回復してくれるといいなと思う」
一方、鳥取県を代表する温泉街でも…
三朝温泉観光協会・リエヴェン・アントニー:
「韓国人はたくさん来ていた。そのためにパンフレットなど準備しているので、使いたい。たくさんの韓国人が来て欲しい」
三朝温泉観光協会によると、三朝温泉を訪れる外国人観光客は韓国人が最も多く、ピーク時の2018年には年間5600人余りが訪れていていました。
しかし、去年はわずか69人と”皆無”に等しい状況でした。
旅館も宿泊者数の回復に期待しています。
三朝温泉いわゆ・知久馬宏平さん:
「これから4年前みたいに、アジアから、世界から、たくさんの外国人観光客に来てもらい、温泉街がにぎわっている風景を見られることに期待している」
今年10月に4年ぶりに運航再開する米子ーソウル便。
山陰の観光地は、本格的なインバウンド再開に期待を寄せています。
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待っています
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