弥生時代の大規模な集落跡が残り、鳥取県が史跡公園として整備を進めている鳥取市の青谷上寺地遺跡で、21日、地元の住民を対象にした見学会が開かれました。
国の史跡に指定されている鳥取市の青谷上寺地遺跡は、弥生時代の大規模な集落跡から数十万点もの土器や石器、人骨などが出土し、県が史跡公園として整備を進めています。
21日は、完成した展示ガイダンス施設の見学会が開かれ、事前に申し込んだ地元の住民およそ90人が施設を見て回りました。
このうち「ガイダンス展示室」では、発掘品を基にした木造の舟と弥生人の姿が再現され、県の担当者が、波が穏やかな入り江に面していたことから交易の拠点として栄えたことを説明しました。
また、およそ1300点の重要文化財の木製品などを50から60点ずつ入れ替えて紹介する「重要文化財棟」では、出土品の美術的な価値を引き出す展示が行われるということです。
この施設は、来月(11月)オープンする予定でしたが、展示ケースの中の化学物質の濃度が基準を上回ったため、来年3月24日に延期されています。
訪れた60代の女性は「地元にこのような施設ができるのはとてもよいことだと思います。来年のオープンまで楽しみに待っています」と話していました。
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