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Tuesday, December 12, 2023

「運命は信じないけど運命的な愛を待っています」 ミュージカル「ドラキュラ」主演のキム・ジュンス - 동아일보

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「ドラキュラのように、運命的な愛を待っています。現実的な性格なので、なかなか運命は信じませんが、愛だけはそうであることを願います。そんな愛を歌うナンバー『She』は、私が一番大切にしている曲です」

ソウル江南区(カンナムグ)のカフェで、11日に会ったミュージカル「ドラキュラ」の主人公俳優のキム・ジュンス(36)の言葉だ。「ドラキュラ」は6日から、ソウル松坡区(ソンパグ)のシャロッテシアターで公演を行っている。2014年の初公演から5回目のシーズンである今回の公演まで、欠かさずドラキュラ役を演じてきた彼は、ドラキュラの愛と憎しみ、孤独が絡み合った感情を訴える力強い歌で表現している、という評価を受けている。彼は、「どんな作品よりも優先順位に置いていた『ドラキュラ』を、再び公演することができて嬉しい」と笑った。

「ドラキュラ」は、1897年に出版された同名の原作小説を基に、400年間、一人の女性だけを見つめてきたドラキュラの愛を描いたミュージカルだ。2004年に米ニューヨークのブロードウェイで公演後、韓国国内では2021年の第4シーズンまで計318回公演され、累積観客で40万人を集めた。今回の公演で、ドラキュラ役はキム・ジュンスとチョン・ドンソク、シン・ソンロクが交互に演じる。ドラキュラと恋に落ちた女性ミナ役は、イム・ヘヨンやチョン・ソナ、アイビーが、ドラキュラによって妻を失い復讐を夢見るヴァン・ヘルシング役は、ソン・ジュノとパク・ウンソクがそれぞれ担当した。キム・ジュンスが出演する回は、全席売り切れとなっている。

いつのまにか14年目のミュージカル俳優になった彼にとって、「ドラキュラ」は、俳優人生の道標になった作品だ。20年前にグループ東方神起としてデビュー後、2010年にミュージカル「モーツァルト!」でミュージカル舞台に第一歩を踏み出したキム・ジュンスは、「短編的なキャラクターの多いミュージカル業界で、ドラキュラは指折りの立体的役柄だ。初公演から創作チームと膝を突き合わせて役柄について研究しながら、俳優として大きく成長した」と話した。さらに、「ドラキュラ役を引き受けた後、『歌手出身の俳優』というレッテルが薄くなったりもした」と付け加えた。

「ドラキュラ」は、彼が最も多く出演したミュージカルでもある。今回の公演では、ドラキュラの優しさに注目しているという。彼は、「今まで覇気溢れる多血質なドラキュラを表現しようとしたのとは異なり、ドラキュラとミナの初めての出会いを想像し、より優しい声や話し方を演じようとしている」と話した。

彼は、ドラキュラ役をはじめ、ミュージカル「デスノート」のエル役、「エリザベート」の死(トッド)役など、神秘的な役柄で特に愛された。彼は、「一般的ではない声が一役買っているようだ。声だけでもこのような雰囲気が浮き彫りになる」と話した。彼は、特有のかすれた個性のはっきりした声を持っている。彼は、「人間以外の存在は、体での演技が重要だが、アイドル出身なので、体を使うことには自信がある」と話した。

人間の血を欲しがる役柄に合わせて、真っ赤に染めた髪の毛は、別名「シャキュル」(シアジュンス・ドラキュラ)のトレードマークだ。しかし、今回の公演を最後に、彼の赤髪は見られなくなる予定だ。彼は「5~7日に一度染めないとピンクになってしまう。運動する時さえ赤い水が流れ、タオルや枕が台無しになり、肌もかなり傷む」とし、「赤髪のドラキュラを見たいなら、今回来なければならない」と笑った。

「すべての公演で最善を尽くしてきたので、そのレベルを超えなければ『うまくやって元々』です。観客の基準もすでに高まっているはずなので、必死に演じています」

来年3月3日まで、8万~17万ウォン。

イ・ジユン記者 asap@donga.com

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