石川県能登地方を震源とする地震を受け、広島県警や自衛隊は災害派遣を行った。NPOや県などは義援金の募集を始めるなど、支援の動きが広がっている。
県警は4日、災害派遣隊71人が、被災者の救出救助のために石川県に向けて出発した。県警機動隊(坂町平成ケ浜5丁目)からは、広域緊急援助隊の警備部隊65人とレスキュー車など14台が出発。大木晋警備部長は隊員に、「現地の状況は極めて厳しい。寒い中、助けを待っておられる方がたくさんいらっしゃる可能性がある」と訓示した。警備部隊は5日から活動予定という。広域警察航空隊の6人とヘリコプター1機も現地に向けて出発し、6日まで活動する。
陸上自衛隊第13旅団(海田町)は炊飯や給水、入浴などを支援する部隊(約40人)を編成。3日、被災地へ災害派遣を行った。旅団司令部によると、派遣部隊は普通科連隊、後方支援隊などの隊員らで編成し、車両は約20台。炊き出しなどを行う。
国土交通省中国地方整備局は4日、三次河川国道事務所(三次市)の給水車1台を富山市に派遣した。
国内外の被災地や紛争地で救援活動に取り組むNPO「ピースウィンズ・ジャパン」(本部・神石高原町)は1日から約20人の緊急支援チームを派遣。石川県珠洲市を拠点に、救助犬で行方不明者を捜索しており、これまでに生存者1人を救助した。被災者の診療も行っているという。寄付も受け付けており、詳細はホームページ(https://arrows.red/eq_reiwa6noto/)で見られる。
県は4日、県庁本館正面玄関ロビーに募金箱を設置した。集まった義援金は日本赤十字社と被災自治体を通じて被災者に配分される。東部総務事務所(福山市)、北部総務事務所(三次市)、西部総務事務所呉支所(呉市)など各総務事務所や支所など計8カ所にも募金箱を設置している。
多くの自治体でも募金箱の設置が始まった。(根本快、西本秀、興野優平、柳川迅)
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