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Tuesday, May 7, 2024

【ALL TOGETHER】新世代対決は清宮海斗が締めるも…待っていたのはまさかのバッドエンド - ENCOUNT(エンカウント)

tunggusama.blogspot.com

 プロレス界初の業界団体「日本プロレスリング連盟 United Japan Pro-wrestling (UJPW)」の発足を記念したオールスター戦『ALL TOGETHER』が、5月6日、日本武道館で開催された。今大会は令和6年能登半島地震の復興へ向けたチャリティ大会でもあり、新日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリング、大日本プロレス、DRAGONGATE、スターダムの6団体が参加。本大会ならではの全8試合がラインナップされた。

 メインイベント(第8試合)には、各団体の新世代のエースと呼ばれる選手たちが勢ぞろい。次期IWGP世界ヘビー級王座挑戦者である海野翔太(新日本)、現GHCヘビー級王者・清宮海斗(ノア)、現KO-D無差別級王者・上野勇希(DDT)がトリオを結成。対峙するのは現KOPW2024保持者・上村優也(新日本)、AEW&DDTダブル所属にしてKO-D無差別級王座を5回戴冠しているKONOSUKE TAKESHITA、元オープン・ザ・ドリームゲート王者シュン・スカイウォーカー(DG)というトリオ。全員が90年代中盤生まれの27~29歳とあって、同世代同士のライバル関係にも注目が集まっていた。

 入場順は上村、シュン、TAKESHITA、上野、海野、清宮の順。ゴング前に海野がTAKESHITAを挑発、二人が先発しファーストコンタクトとなった。TAKESHITAはAEWで現IWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーへ挑戦をアピールしていることもあり、団体を超えた争いに発展する可能性もありそうだ。

 続いて、清宮とシュン、上野と上村のマッチアップに。どの組み合わせも団体の“顔”同志の対決となるため、意地と意地の応酬が続く。その中でTAKESHITAが上野に場外で垂直落下式ブレーンバスターを発射! 一気に上野が体力を奪われてしまう。その後もTAKESHITAの非情な攻撃が続き、上野が捕まる展開に。タッチを受けたシュンが独特の世界観を見せつけるも、上野がなんとかピンチを脱出し、海野にタッチ。海野が一気に流れを変え、今度はシュンが捕まる展開に。しかしTAKESHITAが出てくると雰囲気は一変。12年前、エル・ジェネリコ(現サミ・ゼイン)相手に同所でデビューしたTAKESHITAが、エルボーの衝撃音だけで武道館のオーディエンスを驚愕させる。

 そのTAKESHITAに対抗したのは、高校の同級生でもある上野。フランケンシュタイナーからトルニージョでTAKESHITAを追い込み、リバウンド式カナディアンデストロイヤーを発射!しかしTAKESHITAはムーンサルトアタックを受け止め、旋回式ブルーサンダーボムで逆転!その後は海野と清宮がペースを変えようとするも、シュンが流れを渡さない。そして乱戦の中、TAKESHITAがワガママ(前名ザーヒー)を発射し、シュンも抜群のインサイドワークでペースを渡さない。その流れを受けた上村が清宮を攻め立てるも、海野がシュンを、上野がTAKESHITAを止め、海野・清宮・上野が三方向から上村にトリプルミサイルキックを発射!そして清宮が変形シャイニング・ウィザードで上村を沈めた(23分18秒、片エビ固め)。

 試合後、清宮がマイクで出場選手にリングに上がるようオーダーし「プロレスには何度でも立ち上がるパワーがあると思っています。ここにいるみんなでプロレス界を救っていこうぜー!」で締めた。

 選手が控室に戻り、清宮が余韻に浸っていたところで、BULLET CLUB WAR DOGSのデビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、ドリラ・モロニーが乱入し清宮を暴行。ゲイブはとても和訳できないような汚い言葉を吐きながら「翔太でもない! 辻でもない! 上村でもない! TAKESHITAでもない! 俺こそがベストだ! 次は俺だ!」とまくしたて、GHCヘビー級のベルトを持ち去るなどやりたい放題。多くの団体が集った夢の空間は、誰もが予想しないバッドエンドとなった。

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