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Monday, June 3, 2024

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ウミウたち待っていた 肱川「うかい開き」、集客4千人めざす

今年の鵜飼いの開幕を告げる「うかい開き」で魚を捕るウミウ=2024年6月1日、愛媛県大洲市の肱川、戸田拓撮影

(朝日新聞)

 愛媛県大洲市を流れる肱川で6月1日、今年の鵜飼(うか)いの始まりを告げる「うかい開き」があった。川岸での神事などの後、夕方から14隻の屋形船に乗った観光客や関係者ら約120人が、鵜匠に操られたウミウが水中に潜ってアユなどを捕る姿を楽しんだ。

 大洲市観光協会によると、肱川の鵜飼いは長良川(岐阜県)、三隈川(大分県)と並ぶ「日本三大鵜飼い」の一つに数えられる。

 鵜匠の船と屋形船が間近で並走して臨場感ある漁を見せる「合わせうかい」や、約2時間かけて2.7キロメートルの川下りが楽しめるのは、肱川ならではの特徴という。

 鵜飼いによる漁は江戸時代の大洲藩でも行われていたが、一時期廃れていた。1957年に観光事業として復活、最盛期は年約2万8千人を集める人気を呼んだ。

 しかし、2018年の西日本豪雨で肱川が氾濫(はんらん)して流域に大きな被害をもたらし、鵜飼いも一時休業に。さらにコロナ禍の2021年の観客数は643人まで落ち込んだ。昨年は3477人まで回復、今年は4千人以上の集客を目指す。

 この日のうかい開きは、肱川の河川激甚災害対策特別緊急事業で整備された堤防の前で行われ、鵜匠の井上利和さん(58)は「うかい開きを『楽しみに待っていた』という人が増えている」と復調の手応えを語った。

 9月20日まで催行予定。乗合船は中学生以上の大人が4千円、4歳から小学生以下は3千円。問い合わせは大洲観光総合案内所(0893・57・6655)。(戸田拓)

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