
土産店の始まりと隆盛
京都市の中心部にある新京極商店街。ここは街中でありながら、旅行者も通るエリアなので土産店が多数あります。近くに泊まる修学旅行生が、夕食後の自由行動で訪れることも多いため、かつては昼も夜もたくさんの人でごった返していました。 その中に店をかまえるのが、今回の話をうかがった土産店・京のふるさと。創業101年。なんと京都で100年を超える歴史を持っています。 京のふるさとは、もともと西洋軒というパン屋さんとしてスタート。戦後になり、パンの横に八つ橋を置くようになったことをきっかけに、だんだんと土産店へと変わっていったそうです。 1970年代の大阪万博の頃が全盛期。当時は寺町通と新京極に「京のふるさと」と姉妹店の「古都」がそれぞれあったので、4店舗もあったそうです。 「祇園祭の時に、1店舗で1日80万円くらい売り上げたこともあると聞きました」(西澤さん) そんな中、1990年代に入るとバブル経済崩壊の影響がやってきます。さらに1995年には阪神大震災。幸いにも店の被害は少しでしたが、自粛ムードから1カ月ほど客足が途絶えたそうです。 そして、外国人観光客が増えていた2011年の東日本大震災。最初は京都に滞在している外国人観光客の方が帰れなくなったため最初の1週間は逆に忙しくなったとか。しかし、それ以降海外からのお客さんが減り、国内観光も自粛ムードだったそうです。 今回のコロナ禍以前に大変だった時期について聞いてみましたが、震災については災害が起きた後に影響が出て、だんだんと回復していったと言います。それに対して、コロナ禍は今も続いており、終わりが見えないというのが大きな違いだそうです。
からの記事と詳細 ( コロナ直撃、京都の土産店が野菜を売る理由 100年の歴史で初の売り上げゼロ「外国人待ってもあかん」(withnews) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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待っています
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