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Wednesday, March 16, 2022

宮崎市 大宮中学校の卒業式にチョークアート 宮崎県 - FNNプライムオンライン

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テレビ宮崎

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初夏を思わせる暖かさの中、宮崎県内の公立中学校で卒業式が行われました。
コロナ禍で不自由な中学生活を余儀なくされた卒業生が、素敵なサプライズに感激です。

16日、宮崎県内の公立中学校124校で行われた卒業式。
このうち宮崎市の大宮中学校では、141人が旅立ちの日を迎えました。
式では卒業生全員の名前が読み上げられ、一人一人に卒業証書が手渡されました。
黒木倍明校長が「これまで経験したことがない困難に直面しているがすべてを勉強と捉え、これからも努力してほしい」とお祝いの言葉を贈りました。
(答辞 神崎羚未さん)
「社会環境が目まぐるしく変わったこの時代を乗り越えた私たちは負けません。強い自信と希望を胸にこれからの人生を歩んで行きたいと思います。」

保護者や先生たちに見送られて教室に戻った卒業生は、卒業の日を迎えた今の気持ちや中学校生活の思い出を話していました。
(卒業生)
「このクラスになれてとっても楽しかったし、たくさん笑って、いい思い出もできました。」

涙あり、笑顔あり…ともに学んだ仲間たちと最後の時間をすごした生徒たち。
そのあと向かった先には、サプライズが待っていました。
教室の黒板いっぱいに描かれた黒板アートです。
宮崎市内でチョークアート教室を営むMichiさんが7色のチョーク約20本を使い、延べ4日をかけて制作しました。
(Michiさん)
「何かで喜んでもらいたいとか思い出を作ってほしいという気持ちがすごくあったので、私が絵を一枚書くことで子どもが喜んでくれるんだったらという思いで書きました。」

コロナ禍で修学旅行にも行けず、中学生活の思い出が少ない生徒たちのために何かできないかと考えていたMichiさんに、中学校のPTAが協力してこのサプライズが実現しました。
(Michiさん)
「あなたたちにはこれからすごく楽しい未来が待っているんだよという思いを込めて、どちらかというと楽しいイメージでファンシーな感じで仕上げました。」

卒業生たちは、保護者と写真を撮ったりして思いがけないプレゼントを満喫したようです。
(卒業生)
「このようなサプライズをいただけてとてもうれしかった。黒板アートを間近で見たことがなったので、とても嬉しくて繊細な表現がされていてとてもよかったです。」
「すごく手がかかってそうで、自分たちのためにやってくれたと思うと嬉しかったし、涙があふれてきました。中学校時代を振り返ってみるとつらいことがあったけど、くじけないでいたからこそ今があるので、高校でもその気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。」

新型コロナの影響で、普段の生活から学校行事まで制限の多かった卒業生たち、もうすぐ始まる高校生活への期待に胸を膨らませ、学び舎を後にしました。

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