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京都市は、市内の保育所などの入所を待っている「待機児童」の数が9年連続でゼロになったと発表しました。
一方、少子化などを背景に利用を申し込んだ子どもの数は3年連続で減り、およそ6割の施設で定員割れとなっています。
京都市によりますと、4月時点で保育所などが新たに受け入れられる定員は3万1870人だったのに対し、実際に入所したのは2万9949人でした。
ほかに入所できる施設があるものの、特定の施設を希望した人などを除くと、入所を待っている「待機児童」は9年連続でゼロになりました。
利用を申し込んだ子どもの数は3万372人で、少子化などを背景に3年連続で減少しました。
このため市内の保育園などのおよそ6割にあたる257か所で定員割れとなっていて、人数としてはこれまでで最も多い2857人分にのぼっています。
ただ地域ごとにみてみると、子育て世帯が増えている伏見区深草では、利用する子どもの数が地域の施設の定員を超えていて、市は来年までに市内全体の定員を80人分増やす方針です。
京都市は「待機児童ゼロの取り組みを進めながら、少子化を見据えて、定員割れへの対策も同時に考えていかねばならないが、新型コロナの収束後に保育ニーズが高まるという指摘もあり、しっかりと見極めていきたい」と話しています。
からの記事と詳細 ( 京都市 「待機児童」9年連続ゼロ 約6割の保育施設定員割れ|NHK 京都府のニュース - nhk.or.jp )
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20220512/2010014260.html
待っています
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