村田町で、江戸時代から残る蔵などを活用して行われる「蔵の陶器市」は、ことし３年ぶりの開催に向けて準備が進められていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に、ことしも中止が決まりました。
「蔵の陶器市」は、村田町の商店街などでつくる団体が、町おこしの一環として毎年１０月に開催していて、北海道から九州まで全国の窯元が参加するとあって、例年、およそ４万人が訪れています。
去年、おととしは新型コロナの影響で中止になり、次回は２０回の節目ということで、主催団体では１０月の開催に向けて準備を進めてきました。
しかし、陶器市は、県外からの来場客も多いことなどから、主催団体のメンバーで話し合い、感染拡大を防止する観点から、ことしも中止とすることで意見がまとまったということです。
主催団体の「むらた蔵わらし」は「３年連続で中止になるのは非常に残念です。来年こそは開催したいと思っているので、楽しみに待っていてほしい」とコメントしています。
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