「8億円が当選した」という、スマートフォンに届いたうそのショートメッセージを信じた日野郡の30代の女性が、受け取るために電子マネーを購入するよう指示され、およそ440万円をだまし取られる被害にあい、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、11月29日に日野郡の30代の女性のスマートフォンに「8億円が当選した」というショートメッセージが届き、女性がメッセージで問い合わせたところ、振り込みの処理費用として電子マネーを購入するよう指示されました。
手続きをすれば8億円が受け取れると信じた女性は、39回にわたってあわせて441万5000円分の電子マネーを購入し、メッセージに添付されていたアドレスに接続して、電子マネーのID番号を入力したということです。
女性は、待っていても当選金を受け取れないことから不審に思い、警察に相談したところ、だまされていたことに気づいたということで、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察は「年末に向けて詐欺の発生は増える傾向にあるため、少しでも不審に思ったら、警察に相談してほしい」と呼びかけています。
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