「母の日」の１４日、栃木県足利市の高齢者施設で、新型コロナの影響で中断していた直接の面会が３年ぶりに行われ、施設で暮らす女性が家族から花をプレゼントされました。
足利市にある高齢者施設で、１４日、入居者の９５歳の女性が訪れた家族と施設の屋外で面会しました。
女性は、２人の娘から花とお酒をプレゼントされると、「会いたかった」などとことばを交わし、握手をして再会を喜んでいました。
この施設では、新型コロナの感染拡大以降、入居者への面会はガラス越しに行っていますが、コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ５類に移行されたことなどから、母の日に合わせて、事前に希望していた家族一組に直接の面会を認めました。
面会した家族は「この日を待っていました。母も元気そうで、直接会うことができてとてもうれしいです」と話していました。
施設の星野千恵子さんは「３年ぶりの面会に入居者も家族も喜んでいた様子でした。今後、感染状況などを踏まえながら面会の緩和に向けて検討していきたい」と話していました。
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