HBOオリジナルシリーズ「ある結婚の風景」で映画『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』(2014)以来、2度目の共演を果たしたジェシカ・チャステインとオスカー・アイザック。名門ジュリアード学院の演劇科時代から20年来の友人だったという2人だが、同作での共演後に関係が変わってしまったという。
『ヴァニティ・フェア』のインタビューで、ジェシカは「『ある結婚の風景』の撮影はとても大変でした」と語る。「オスカーのことは愛しています。でも現実問題として、私達の友情は以前と同じではありません。きっと大丈夫でしょう。でもあれ以来、ちょっと息抜きが必要、という気持ちでいます。あのシリーズには愛憎が多すぎました」
撮影中の苦しい思いを明かしたジェシカだが、こう続ける。「ですが、多くの喜びがあったことも確かです。カタルシスがたくさんありましたし、こうした経験を通じてこそ、世界でも最高の職に就いたと感じます。現実の世界から切り離され、(ドラマの中の人生を)自分のものと感じるのです。その一方で、私は普段とても静かに暮らしています。人生であのような苦しみを感じる必要はありません。愛と憎しみを演じ、経験し、家に帰れば静かで平和な生活が待っています」
愛し合っていた1組の夫婦がたどる離婚までの道のりを濃密に描き出した「ある結婚の風景」は、2021年のヴェネチア国際映画祭に特別招待されるなど、批評家から高評価を獲得。ジェシカとオスカーはそれぞれゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、オスカーはエミー賞にも候補入りを果たした。ちなみにヴェネチア国際映画祭のレッドカーペットで2人が見せた仲睦まじい姿、特にオスカーが愛おしそうにジェシカの腕に口づけをする姿のスローモーション映像がSNSで拡散。ドラマ以上に人々の心を捉えた。
2017年にジャン・ルカ・パッシ・デ・プレポスロと結婚しているジェシカは、この直後にトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演し、オスカーも映画監督のエルヴァイラ・リンドと結婚していることに言及。「私たちは2人とも他の人と結婚してるし、20年以上の友人。もしまだ何も起きていないなら、今後も何も起きないということ。皆が興奮してくれてるのは分かってるけど、ごめんなさいね」と説明していた。
Text: Tae Terai
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