◆JERAセ・リーグ 巨人3―2中日(30日・東京ドーム)
巨人・丸が初回の2点打に始まり、今季初の1試合4安打をマークした。この日の4スイングがすべて安打という芸術的ヒットパレードで、中日に3カードぶりに勝ち越し、対戦成績も7勝7敗1分けの五分に戻した。
確かな手応えが、丸に安心感をもたらしたのだろう。初回、1点を先制してさらに1死二、三塁で右前へ。この2点打から今季初の4安打。「自分の間合いがしっかりしているので、広角に打てている。常に初球から、打ちにいける球は振りにいく準備はしていますが、今日に関しては全部、しっかりひと振りで捉えられた。そこは続けていければと思います」。右前、中前、左前と全方向へ飛ばしただけでなく、全てファーストスイングで仕留めて4安打。つまり、4打席で4回しかスイングしていないのに4安打をマークした。
さすが夏男だ。昨年は8月に7本塁打を放ち、広島にいた一昨年も10本塁打。今年は8月序盤に25打席連続無安打と苦しんだ時期もあったが、しっかり盛り返した。「ヒット性の当たりが正面を突くこともあるので、『どこに打っていこうか』と考えながら。結果、アウトになっても『それはそれでよし』と我慢していました」。静かに耐えつつ、G球場での練習日には後藤野手総合コーチとともに解決策も探った。ラストで18試合連続出塁とスパートをかけ、最近10試合では6度のマルチ安打。終わってみれば8月の月間打率を3割9厘に押し上げ、5本塁打15打点と堂々たる数字。7月終了時は2割5分6厘だった打率も2割7分9厘に上昇させた。
暑さをはね返す強じんさは、繊細な体調管理に支えられている。「試合中の水分摂取の量とタイミングは考えています。若い時はあまり考えずに、一気に飲みたい量を飲んでいましたが、こまめに、必要量を飲むようになってから、コンディショニングに好影響が出ています」。31歳になってがぶ飲みを禁止。チーム付きの栄養士にも助言をもらいながら、より最適な体の潤し方を勉強している。
4番の岡本は本塁打と打点でトップ争いをしているが、シーズン序盤のように絶好調という状態ではない。原監督が「和真(岡本)の後ろに丸がいるということで、相手チームは嫌だと思いますよ。僕が監督なら嫌だと思うね」と言うように、本領発揮の丸が後ろ盾として5番に座る意味は大きい。「これから非常に厳しい戦いが待っていると思うので、そういう時こそチーム一丸となって目の前の試合を全力で戦っていきたい」と丸。貯金を今季最多の14としたが、9月1日からは13連戦に突入し、さらに1日置いて9連戦が控える。広島時代から自身リーグ5連覇を目指す優勝請負人にとって、腕の見せどころだ。(尾形 圭亮)
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August 31, 2020 at 04:00AM
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【巨人】夏男・丸佳浩“神”のひと振り4スイング4の4「厳しい戦いが待っているのでチーム一丸で」 - スポーツ報知
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